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SONY、4K対応ネットワークカメラ『SNC-VM772R』発売 [企業向け製品/医療用機器]

SONYは、1.0型Exmor R CMOSイメージセンサーを搭載し、高解像度と高感度の両立を実現した、SONY初となる4K対応の屋外型ネットワークカメラ『SNC-VM772R』を8月20日に発売すると発表しました。

SNC-VM772R_1.jpg

4Kの高精細な映像で広範囲を全体俯瞰しながら、顔やナンバープレートなどの細部まで1台で捉える事ができる為、監視の精度および設置の柔軟性の向上が期待されます。

4K(3840x2160pix)の高解像度の映像を最大30fpsで出力できる機能を搭載。

更に、従来課題となっていた高解像度化にともない低下する感度を改善する為、低照度環境での撮像特性を大幅に向上させる裏面照射方式の1.0型大型イメージセンサーを採用。これにより、最低被写体照度0.06ルクスの高感度を実現しています。

また、20Mpixのイメージセンサーに対応した独自開発のレンズを装備しており、通常のレンズでは解像感が落ちやすい周縁部の隅々までクリアに映し出す事が可能となっています。4Kの高解像度と高感度の両立を実現し、独自の画像処理技術により、歪みやノイズが少ない高画質な映像で広範囲を監視できる様になったとしています。

また4Kの高解像度映像をそのまま記録して広範囲を網羅する全体監視だけでなく、用途に合わせ有用な情報を引き出す多彩な出力モードも用意されています。

4K画面の中から特に注目したい領域を指定し、フルHD(1920x1080pix)サイズで2箇所の映像を、VGA(640x480pix)サイズで最大4箇所の映像を、元の4K解像度の精細さのままに切り出す「インテリジェントクロッピング」機能を搭載。

SNC-VM772R_2.jpg
↑インテリジェントクロッピングのイメージ図)

領域を指定するだけでなく、動体検知に連動して注目したい被写体を追尾する動的領域の設定も可能となっています。

俯瞰映像としてはフルHDの解像度で十分でも、その中の一部領域を切り出すと、解像度が足りずにぼけてしまいますが、『SNC-VM772R』では4Kの俯瞰映像をそのまま保存するのではなく、俯瞰映像はフルHDに軽減して、注視する領域のみを元の4K解像度の精細さで保存。

その結果、必要な情報は確保しながらもデータ量を軽減する事ができる為、4K映像監視の課題である膨大な帯域使用の抑制や記憶容量の削減に貢献するとしています。

また、画角内のすべての領域を鮮明に見る必要がない場合に、領域によって圧縮率を変えて記録する「インテリジェントコーディング」も採用されています。4Kの高精細な映像で確認したい注視点は低圧縮率でエンコードして鮮明に記録し、それ以外の領域は高圧縮率でエンコードする事により、ネットワーク帯域を最大で約50%抑制する事ができるとしています。また領域の指定は「インテリジェントクロッピング」と同様に、動体を追尾する動的領域の設定も行なえます。

SNC-VM772R_3.jpg
↑インテリジェントコーディングのイメージ図

最大20MPの静止画を記録する「エビデンスショット」も搭載。これは動画を1440x960pix(最大5fps)で撮影しながら、詳細を確認したい場面では4Kを超える高解像度でJPEG静止画を記録する機能。監視対象が発見されるなど詳細を確認したい瞬間の静止画を高解像度で取得する事により、対象領域を拡大して細部まで確認できます。

また専用アプリをダウンロードしたWi-Fi対応スマホなどで、設置時に画角の確認ができる画角調整機能にも対応。照度0ルクス環境下でも赤外線照射範囲でのモノクロ撮影が可能な赤外線照射機能や、明部/暗部の視認性を飛躍的に向上させ、逆光状態でも映像の白とびや黒つぶれを抑えて撮影できる独自のワイドダイナミックレンジ機能「View-DR(ビューディーアール)」など、従来機能も備えています。

本来4Kなどの高解像度動画は監視カメラとか、医療分野にこそ必要なんで、むしろIPELAの4K対応は遅すぎな気がします。

インテリジェントクロッピングは、2013年頃の米国のテレビ放送で採用しようとしていた、高解像度で撮影しておいて、必要な所を切り出してオンエアするというフローに似ていますね。

当時米国ではテレビ放送に4K解像度は必要無いとして、NFL等スポーツ中継時に撮影は4Kカメラでヒキで撮影しておく事で、スポーツ中継ならではの速い動きをカメラを振って追いかけるのではなく、スイッチャーがトリミングも行いながらスイッチングする事でHDに切り出してオンエアするという事を考えていました。

SONYもリアルタイムトリミング用のコンパネとか開発してたみたいですけど、結局米国でもストリーミング放送等が増え、4Kテレビの普及が進んでいる為に、そんな考えも無くなって来たという経緯が有りますが。

話は逸れましたが、そうした4K撮影後、HDリアルタイムトリミングをSONYが得意とする画像認識技術と組み合わせてオートトラッキングの可能なトリミングシステムに昇華させたというのは素晴らしいと思います。

インテリジェントコーディングに関しては、ハンディカムに顔認識機能がついた際に、認識した顔にビットレートを高く割り当てて記録する「顔キメビデオ」と同じ考え方ですね。

これも既存の技術ですが、ネットワークカメラに流用するのはSONYらしいと思います。

ただ、サンプル画像を見る限り「顔キメビデオ」どころでは無いビットレートの差なんで、「顔キメビデオ」の限られた帯域の中で少しでも顔は綺麗に撮るという概念とは異なり、注視点以外の画質を極端に下げる事で、記録容量を少しでも減らす為のものの様ですね。

技術革新で広帯域の確保や、ストレージ容量が増大する事でこういった手法は必要無くなるんで、あくまで過渡期の技術ですね。

■プレスリリース
高解像度と高感度の両立を実現した
広範囲の監視に最適な4K対応ネットワークカメラを発売
~1.0型Exmor R[レジスタードトレードマーク] CMOSイメージセンサー搭載~
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201507/15-062/




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